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碇を守る「種蒔き」

今年4月26日、碇では(現在、稲作は1軒だけとなったが・・)稲の種蒔きを行なった。この時期に種蒔きをすると植えることができるようになるのは大型連休以降である。近隣地域の田植えは5月に入るまでに終えてしまう状況であるが、ここ碇では近年5月の連休に田起こし(荒と汁つくり)を終えて、5月半ば頃に田植えを済ませる段取りである。
世間は行楽に出かけて高速道路などは大渋滞・などとテレビのニュースを横目に農作業で泥だらけの連休を過ごすのが私の例年のパターンである。作付け面積は5反足らずであるが田んぼは20枚を越え、田植えができる状態にするのにたっぷり4日はかかる。(4日かけているといったほうが正確?かな・)
70歳を越えた父は、田んぼの作付けを今年はやめようかな?などと弱音を吐くことが多くなってきたが、今年は体の調子も良くそれを聞く事はなかった。
こんな山里で1軒だけ稲作を行なうということは、獣害が頭の痛い問題でいろんな事情が相まって、もうやめようか・・となるらしい。息子の私は止めてしまったら草ぼーぼーで住むこともできなくなる。大げさかもしれないが生きていく糧を失うことにもなりかねないと思うのである。だから父には、ここしばらくは作り続けてほしいとひそかに願っている。
種蒔きをすることができて、良かった。

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